那須ゆるライフのあんこです。
本ブログの中心である那須塩原市には塩原温泉と板室温泉があり、隣町の那須町には那須温泉があります。本ブログではこれらの3つの温泉郷に属する温泉を中心にご紹介します。
塩原温泉
歴史
元湯地区が塩原温泉発祥の地と言われており、発見は806年と伝えられています。1659年の地震で元湯地区は甚大な被害を受けながらも復興しましたが、1683年の地震によって壊滅したようです。一部、現在の湯本塩原地区(新湯)と呼ばれる地区に移動し湯治場を開いています。硫黄系の温泉に入りたい場合は、元湯地区か湯本塩原地区の温泉を目指しましょう。
印象
山奥の川沿いにあり、渓流が美しく共同浴場もある古き良き温泉郷です。少し寂れている印象はありますが、自然豊かで泉質も豊富なためいつまでも楽しめる温泉郷だと感じました。
泉質
日本に存在する10種類の泉質のうち、塩原温泉郷では6つの泉質を楽しむことができます。
- 塩化物泉
- 炭酸水素塩泉
- 硫酸塩泉
- 硫黄泉
- 酸性泉
- 単純泉
板室温泉
歴史
1059年に那須三郎宗重が鹿狩りために山奥に入り発見したと伝えられています。那須七湯の一つに数えられ、下野(しもつけ)の薬湯としても知られています。国民保養温泉地にも登録されており、名実ともに湯治の温泉郷です。
印象
道中の新緑が見事で紅葉の季節にドライブしたいと思いました。まだ1度しか訪問してないため印象が薄いですが、塩原温泉をぎゅっと小さくした印象を受けました。古い建物が残っているため、温泉街の雰囲気は板室温泉が一番かもしれません。
泉質
塩原温泉のように多種多様な泉質ではなくアルカリ性単純温泉です。
那須温泉
歴史
3つの温泉郷で一番歴史が古く、630年に狩野三郎行広が鹿の湯を発見したことが始まりです。その後、板室、三斗小屋、大丸、北、弁天、高雄と温泉が発見され、那須七湯と言います。板室温泉は地理的に離れているため、それ以外で那須温泉と呼ぶことが多いようです。度重なる火災や第二次世界大戦の空襲を受けて何度も失われかけた温泉郷ですが、その度に復活をしている力に驚きです。
印象
那須街道と呼ばれる観光地(避暑地)を進むこともあり、塩原温泉や板室温泉と比べると観光地という印象を受けました。アクティビティが好きなら間違いなく那須温泉が良いです。近くに那須サファリパークや南が丘牧場など観光する場所が豊富です。
泉質
那須七湯で泉質が異なり、硫黄泉、硫酸塩泉、単純泉の3種類があります。那須湯本が硫黄泉、高雄が含硫酸塩硫化水素泉、それ以外が単純泉となります。
まだまだ実体験が少ないと思いますので、本記事は日々更新して情報をアップデートしていきます。
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