那須ゆるライフのあんこです。
塩原温泉発祥の元湯地区において、最古の源泉と呼ばれる源泉を楽しめる宿屋「えびすや」のご紹介します。地元の人が温泉に行くなら間違いなくここでしょ!と紹介してくれただけあって、満足度が高い温泉でした。
先日投稿した元泉館に隣接している老舗旅館で、元湯地区にある3件旅館のうち最も歴史が古く、1907年創業となります。塩原温泉の紹介記事に記載の通り、元湯地区は1659年の地震でほぼ壊滅してしまいましたが、えびすやの源泉である梶原の湯のみ被害を免れて現在まで利用されています。
梶原の湯は飲泉することもでき、飲泉所もついています。胃腸病に効くとされていて潰瘍性大腸炎の私はとりあえず飲んでみました。うーん、複雑なお味。温泉で炊いたおかゆも販売されており、次回はそれを食べようと思います。
泉質情報
梶原の湯
- 泉質 ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉
- 泉温 39.9℃
- 肌触り ぬるっと
- 色 白濁
- pH値 6.5
弘法の湯
- 泉質 含硫黄ーナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉
- 泉温 52℃
- 肌触り さらり
- 色 黄緑色のにごり
- pH値 6.7
温泉情報
梶原の湯
- 入浴方法 混浴側のみ
- 湯船の数 1つ(男性4人が限界)
- 水温 ぬるくてまったり入れます
弘法の湯
- 入浴方法 混浴または女性専用
- 湯船の数 混浴に1つ、女性専用に1つ
- 水温 想像の斜め上をいく高温
温泉設備
- シャワー あり(室内)
- 備え付け シャンプー、ボディーソープ
- 貴重品入れ なし
- 自動販売機 あり(館内)
金額・営業時間
- 営業日 主に水曜と木曜がお休み
- 営業時間 10:10〜14:00
- 金額 大人500円
入浴した感想
温泉の成分で入り口のドアから何まで壊れかけているのが印象的でした。温泉の流れに沿って温泉成分が固まっていてまるで岩のようの見た目になっており、温泉の成分が濃いことが頷ける雰囲気でした。温泉に入りながら息を吸うと、体の中から温泉成分に満たされるような感覚になりました。
混浴側の情報となりますが、弘法の湯が熱すぎて皆さん梶原の湯に入り浸っていました。常軌を逸した高温なのですが加水して良いのかよくわからず、我慢くらべのように弘法の湯に入っていました。先に梶原の湯に入っていたら、おそらく熱くて弘法の湯には入れなかっただろうなと思います。
行く時の注意点
塩原温泉にようやく着いた!と思いきや、そこから山道をさらに登るため万全の体調で車を運転しましょう。春夏秋冬どれも楽しめる温泉だと思いますが、道が狭く急でガードレールも怪しい道なので、冬は避けた方が無難だと思います。
那須ゆるライフのあんこでした!
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