那須ゆるライフのあんこです。
塩原温泉発祥の古湯の1つである秘湯の宿 元泉館をご紹介します。
元泉館は元湯と呼ばれる塩原温泉の中心から外れた地区で営業しています。
元湯については那須塩原市のホームページに以下のように記載されています。
箒川源流の一つ赤川河畔に湧く温泉地。大同元年(西暦806年)の発見と伝えられる塩原温泉発祥の古湯で、当時は元湯千軒といわれた繁栄も1659年の地震で埋もれてしまった。現在は3軒が営業しているが、緑、乳白色、墨色、炭酸分の強い温泉等、個性豊かな源泉が湧き出ており、いずれもおとらぬ名湯ぞろい。濁り湯の魅力が堪能でき、山奥にひっそりと佇む秘湯の趣が魅力です。
私は3軒中2軒(元泉館、えびすや)に入りましたがどちらも本当に良い泉質でした。
泉質情報
- 泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(低張性 酸性 高温泉)
- 泉温 49.1℃
- 肌触り さらさら
- 匂い 硫黄
- 色 黄緑色のにごり
- ph値 6.5
温泉情報
- 入浴方法 男女別
- 湯船の数 露天1(ぬるめ)、内風呂1(熱め)
- シャワー あり(室内)
- 備え付け シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ドライヤ
- 貴重品入れ なし
- 自動販売機 あり(建物の外)
金額・営業時間
- 営業日 定休日の記載なし
- 営業時間 7:00〜21:30
- 金額 800円
入浴した感想
小綺麗な街中の温泉とは異なり、古さを感じる内装ですがそれが良い味を出しています。特にシャワーがサビで壊れかけてる状態に「ぐっとくる!」のは私だけではないはず・・・。
内風呂は窓が空いていても充満する硫黄の匂いにより、温泉に来た高揚感に浸れます。ただ、温度が高いのでのぼせる前に露天に出てみましょう。露天風呂は川を見下ろせる場所に位置しており、立つ必要がありますが綺麗な川を見ることができます。座っていても川のせせらぎが聞こえてくるためリラックス効果が凄まじいです。
温泉は洗い流さずに拭くのが個人的な流儀なのですが、硫黄系の温泉でそれをやると車の中が硫黄臭であふれてしまうため泣く泣くシャワーで洗い流しました。それでもほのかに体から匂うので、硫黄の力は凄まじいですね。
行く時の注意点
塩原温泉にようやく着いた!と思いきや、そこから山道をさらに登るため万全の体調で車を運転しましょう。春夏秋冬どれも楽しめる温泉だと思いますが、道が狭く急でガードレールも怪しい道なので、冬は避けた方が無難だと思います。
那須ゆるライフのあんこでした!
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